Windows10への対応について

2015年7月29日にバージョンアップが可能になるWindows10につきましてお知らせします。
VoicePopper、サーチエイドがWindows10上でどのように動作するかは、まだ詳細にテストできておりませんが、おそらくWindows8.1と同等の状況になるだろうと予想しております。つまり、スクリーンリーダーなしの状態ではWindows10付属のSAPI音声エンジンで読み上げられ、スクリーンリーダーありの状態では、スクリーンリーダーの種類によって正常に動かないものがあるだろうということです。しかし未発売のWindows10対応スクリーンリーダーとの兼ね合いもありますので、現時点でお伝えできるのは、VoicePopper、サーチエイドを利用されるかたはWindows10にはまだバージョンアップしないでくださいということです。Windows10対応スクリーンリーダーが発売されてから、少なくとも半年ぐらいはお待ちいただくことになりそうですので、ご容赦ください。

なお、既報のPC-Talker8との併用による問題につきましては、VoicePopper、サーチエイドが「Visual Basic6.0」という古い開発環境で作成されていて、それがWindows8以降に追加されたUIオートメーション機能を利用したスクリーンリーダーでは正常に動作しないことが原因のようですので、その問題を解決するために、開発環境を最新のものに変更して、開発言語も変更し、ほぼ一から作り直しの作業を行っているところです。しばらくかかりそうですので、まだ発売時期などの詳細をお伝えできる段階ではありませんが、気長にお待ちいただければと思います。これはバージョンアップではなく新作ソフトという扱いとなります。これらVoicePopper、サーチエイドの後継ソフトはもちろん、Windows10 (32bit版と64bit版の両方)とその対応スクリーンリーダーで動作することを要件として開発しております。従来ソフトに慣れているかたが迷い無く移行できるように、従来の操作性とコマンドを引き継ぎながら、大幅な性能向上と、今までご要望が多かった一部機能の改善を目指しますのでご期待ください。
※後継ソフトの仕様や販売条件等についてのお問い合わせは、詳細が未定ですのでご遠慮ください。

2015年7月13日